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建てるという”想い”
会社、工場、学校、家、私たちが日々生活して視界にいる”建物”は必ず誰かの手から作られている。自身の何百倍、何万倍もある”大きなもの”を作るということ、それは決して一人ではできないことである。
- 建てるものは壮大
- “建物”を建てるということ,それは地球の上に実績を作るということである。
自分が関わった仕事が何年先も、何十年先も地球の上に残る。途轍もない壮大な話だが、大切なことはよいものを作りたいという”気持ち”。
生半可な気持ちじゃこの仕事はできない。
- 仕事は一人でやるものではない
- 一件一件”確実に”建物ができる楽しみがここ(=建設業界)にはある。そう語るのは5年目の社員である。仕事で大切にしている”コミュニケーション”.
様々なプロフェッショナルが集まる現場だからこそ、技術や図面だけではないコミュニケーションが大切になる。
“建てる”ということは一人ひとりの気持ちや考えを形付けていくということ。
日新工営が未来に伝えるものは技術だけでなく、一人ひとりの気持ちも未来に繋げていく
日に新たに、日新工営 -
技術には数多く種類が存在する
誰もが一度は耳にしたことがある建造物のリニューアルという言葉。今あるものが新しくなるというイメージは湧くが建築物におけるリニューアルとは一体どういったものなのか。リニューアルは新しくするというだけあり快適性の向上・安全性の向上・経済性の向上・柔軟性の向上・環境への配慮など多くの期待が生まれる。
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施工実績に裏づけされた技術と信頼をもとに、さらに、食品関連工場の新築、改修をサポートしてまいります。
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東洋製罐大阪工場第4工場棟
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サントリー榛名工場/群馬県
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日本クロージャー石岡工場/茨城県
HACCPへの対応
HACCPは、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理方式です。
生産システム関連(HACCP・クリーンルーム・冷凍倉庫)
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クリーンルーム
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見学者通路…工場ラインと完全に区画
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官能検査室
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食品関連施設の工場、倉庫、物流センタ-のノウハウを蓄積しています。
・室内環境の調整と結露対策は万全に行います。
・清浄度を含めたトータルをコンサルティングし、建築のハ-ド面を実現します。-
ドックシェルター
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ドックシェルター
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防熱扉+シートシャッター
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冷蔵庫内部
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冷凍・冷蔵庫前受入室-開梱作業スペース
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製品置場【低温倉庫】
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空気中の粒子状物質が規定されたレベルに管理され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件も管理されている囲まれた空間と定義されます。
- 【クリ-ンル-ムの基本】
- ・室内に入る外気、人、物などを通じ、塵埃を持ち込まない。
- ・室内で発生する塵埃を最小限にとどめる。
- ・室内の汚染物質を適切な換気によって速やかに室外へ排除する。
クリ-ンル-ムの規格
クリ-ンル-ムの規格は各国で異なります.例えば、基準粒子の大きさを例にとると、日本(JIS B 9920)では0.1μm、アメリカ(FED.ST.209D、FED.ST.209E)では0.5μmで、クラスの呼び方も異なりますので注意が必要です。
ISO アメリカ 日本 基準粒子の個数 規格 FDIS14644-1 FED.ST.209E JIS B 9920 制定年 1997 1992 1989 基準粒子(μm) 0.1 0.5 0.1 0.1μm/m2 0.5μm/m2 クラス 1 - 1 10 2 2 100 4 M1 350 10 3 M1.5 3 1000 35 M2 3500 100 4 M2.5 4 10000 352 M3 35000 1000 5 M3.5 5 100000 3520 M4 350000 10000 6 M4.5 6 1000000 35200 M5 100000 7 M5.5 7 352000 M6 1000000 8 M6.5 8 3520000 M7 10000000 9 - - 35200000 -
生産施設のリニュ-アル
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屋根の老朽化【耐震補強・雨漏れ等】
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現状屋根上に鉄骨・タイトフレーム取付
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屋根仮葺き
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屋根葺き完了
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屋根工事完了
マンションのリニュ-アル
生産(工場・倉庫)、マンション、事務所ビル、医療関係ビル、学校など、あらゆる分野のリニューアル、コンバーションの提案を進めてまいります。
施設のリニューアルに期待するもの
快適性の向上 機能性の向上、利便性の向上、室内環境の改善、イメ-ジアップ 安全性の向上 劣化への対応、地震・災害への対策、システムの信頼性向上、セキュリティ対策 経済性の向上 ライフサイクルコストの適正化、設備・機器の効率化、省エネ・省資源化 柔軟性の向上 情報化/OA化、フレキシブルな間取り、将来の変化を見越した設備選択 環境への配慮 CO2排出量の削減、熱負荷軽減、省エネ化、屋上緑化・壁面緑化 リニューアル・コンバージョンのやり方
- STEP1現状を把握する調査・診断
- 建物の現状を部位や機能、設備部材まで正確に診断・評価します。
- STEP2問題解決のためのリニューアル提案
- 一つひとつ異なる問題に対して誠実に取り組み、解決策を丁寧に説明します。
- STEP3ニーズを形にする設計・施工
- ご希望を確実に反映し、入念な施工計画を基に安全に工事を進めます。
- STEP4安心・安全なアフターサービス
- 補修状況を記録し、将来にわたりフォロ-します。
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地震リスクマネージメントの実践し、地震に強い建物に改修しましょう。耐震診断、耐震改修をマネージメントします。
- ・人命・財産の安全を確保できます。
- ・大地震時に、生産活動、経済活動の損失を最低限に抑えられます。
- ・建物の資産価値が高まります。
- ・建物利用者および近隣住民に安心、安全をもたらせます。
- ・耐震化された建物、施設は、緊急時の避難施設として地域に貢献できます。
安心・安全を求めて
耐震診断の必要な建物
- ・昭和56年以前に建てられた比較的古い建物。(建築基準法の旧耐震基準で設計されたもの)
- ・不整形な建物、重量のバランスが悪い建物、ピロティを有する建物など
- ・場合によっては、施設の増築行為を行いたいとき、既存建物の安全性をチェックする必要があります。
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立面的にバランスの悪い建物
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平面的にバランスの悪い建物
耐震診断とは
既存建物が地震に対してどの程度被害を受けにくいか、あるいは受けやすいかといった地震に対する強さ、すなわち耐震性能の度合いを調べるのが「耐震診断」であり、現地調査と設計図書から構造計算によって評価します。
ここで、所要の耐震性能が不足していると判断された建物については、適切な「耐震補強工事」が必要となります。建物の耐震性能を表す指標をIs値(構造耐震指標:Seismic Index of Structure)といいます。Is値が大きいほど耐震性が高い建物と判断します。その効果は?
判定値はIso=0.6が通常の基準です。
総合評価
Is≧Iso=0.6 : 「安全:所要の耐震性能を満足している」
Is<Iso=0.6 : 「疑問あり:所要の耐震性能を満足していない」耐震補強によって、震度6強以上の地震に対して倒壊・崩壊の危険性を回避できます。
耐震補強とは
耐震改修の考え方
耐震改修の実施によって、建築物の倒壊の防止による人命の安全確保や、建築物の損傷の抑制により継続的使用を可能にするなど、現行法令の耐震基準や建物所有者の要望に応じた耐震性能目標を実現することができます。
耐震補強工法の選定
耐震補強では、改修後の建築物の使用性、施工性、工期、コストなどを考慮する必要があります。建物の用途、規模、所有者の要求に応じて、耐震補強、制振補強、免震補強などの選択ができます。
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建築に関わる儀式
建築にまつわる儀式をご存知だろうか。地鎮祭・起⼯式・⽴柱式・上棟式・定礎式・⽕⼊式・竣⼯式、⼯事を始める前から終了するまでこれだけの数の儀式が存在している。
- 伝統と歴史
- ⾏われる時期から意味、祭神全てが決まっており、その歴史は江⼾時代後半より続いているとも⾔われている。
地球の上に何かを建てるということはそれほどまでに貴重であり尊い現象であるということがわかる。
こういった通例の儀式以外にも、⽇新⼯営には⼈から受け継がれる”儀”が存在する。それは律儀・流儀・礼儀・⾏儀などである。
- 毎⽇⾏う儀式
- 机の上では学ぶことのできない⽇新⼯営の”儀”。
“朝礼”もその⼀つだと考える。朝⼀番に関係者が集まり朝礼を⾏う。本⽇の業務内容・安全点検の実施・準備体操。若⼿は朝礼に向けて事前に準備を⾏っておかなければならず⾮常に⼤切な 1 ⽇の始まりの儀式なのである。
最後に
プロフェッショナルが多く存在し、上下での教育体制が整っている⽇新⼯営だからこそ⽣み出され、受け継いでいくことのできる”儀”。
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スーツと作業着の密接な関係
企業、医療、ホテルマン、どの世界にも衣装は存在する。建築業界における衣装はスーツと作業着、両極端なイメージを抱かれやすい2種類の衣装を着こなす集団が建築業界なのである。1つの業種で複数の衣装が存在することは稀有である。
- 作業着の2つの役割
- どこの業界にも”衣装”は必ず意味がある。その中で建設現場での作業着の意味は大きく2つある。それは”命を守るため”・”自分を表現するため”である。
- ギャップのある衣装が作業着
- 作業着というと汗や暑い、体育会系なイメージを持たれるがこれほどまでに動く・命を守る上で機能的な衣装は他を探しても少ないであろう。 なかなか想像がつかないと思うが工場などの建物の中は暗い。理由は電気が通る前だからと単純だが真昼間の工事現場でヘルメットにライトをつけている姿はなんとも違和感を覚える。
最後に
現場事務所を出るとヘルメットを必ず着用する。ヘルメットに書かれた会社のマーク・後頭部に記載のされた名前や血液型。これらは命を守ると同時に自分の存在を意味している。危険を伴う現場も辛い環境も存在する建設業界。日新工営の衣装には様々な歴史や想いが詰まっている。
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建物も人も”繋がる”
一つの建物に一体どれだけの職種が関わっているかご存知だろうか。社外の人たちとの関わりが多いのも建設業界の醍醐味とも言える。自分だけではなく周りの人たちと相互扶助しながら一つの建造物を作り上げるそこには、人と人との”義”が大切になってくる。
- みんなでやる方が早いから
- 毎週金曜日は一斉清掃の時間がある。一見工事現場に掃除?となると思うが工事現場の全ての人間が一斉に工場内に足を運び清掃に向かう姿は一致団結以外のなにものでもない。 「みんなでやる方が早いから」そう口にするのは現場を統括する責任者。その姿に仕事の中だけではない、義を見た気がした。
- 上下関係じゃない、もっと深い関係
- 義は何も内側だけのものではない。”どうせ同じものを作るのならば良いものを作ろう”その想いがお客様からの”ありがとう”・”お疲れ様”の温かい一言に繋がる。一人ひとりが自分に対しての自信を持つプロフェッショナルだからこそできる技術や信頼関係がここにはあり、その中で日新工営では川上から川下まで全てを自社を中心に行うことができる総合力を強みとしている。
最後に
一部だけを担えば良いのではないため責任は当然重たい。しかし、その分早く高く成長できるこの環境に身を投じることで見えてくる、「新しい自分」にぜひとも出会ってほしい。そして新たなプロフェッショナルの一人として日新工営の”義”を未来へ繋いでいってほしい。