梶 智嘉Kaji Tomoyoshi
副長:一級建築士
2007年入社
小学校1年生の頃、自宅の増築の時に見た大工さんに魅了され、当初は大工になりたいと思っていました。その後興味のあった建築を学ぶために建築学科のある大学に進学し、建築サークル時代に色々な建物を見学したり設計演習の科目を受講しているうちに段々と”設計”という仕事に興味が湧き、今の日新工営に入社をしまして設計歴はもうすぐ16年を迎えます。入社後は半年間現場を経験をさせてもらい、その後は今の設計として働かせてもらっていますが、現場を経験させてもらえたことは図面を描く上で自分の中で貴重な経験になっています。
設計という仕事は、建物を作り上げる中での根幹に値します。日新工営では提案物件が多いため、まだ何も形のない状態のものを図面に表し、その図面を通してお客様に想像を膨らませて頂き満足のいく建物を作り上げる。そのため何よりも大切なものは”わかりやすい図面であること”。自分や社内での打ち合わせ時にわかる図面ではなくお客様がわかる図面を描く。仕事をする上でその部分は常に心がけるようにしています。またお客様の要望を的確にわかりやすい図面に描き起こし、その上でプラスアルファの提案をさせて頂く。そういった提案の中でご満足頂けるように数案を用意させて頂くことも少なくないです。そういった提案が実り、実際の形になりお客様にご満足頂けた時の姿を見ることができた時は自分の中で非常に印象に残っています。
日新工営の強みは、食品工場や製造工場などの特化した会社であるため、お客様の工場の内容についてよく理解し、社内で意見を出し合い、お客様の要望に的確に答えられるところが他社にはない強みだと思います。その中で今後私自身としては意匠設計だけでなく、設備などを含めたトータル的な提案ができるように建築のみならず設備の勉強もしています。そして設計部としてマネジメントを含めた社内外にとって安心満足のされる人間になることがいまの自分の目標です。
学校で学んだことややりたい事は会社なので全ては実現はできないかもしれません。しかし一生懸命にやったことはこの会社では実現できるように応援してくれる会社だと私は思います。設計打ち合わせでは先輩後輩関係なく、持っている知識を教え合い、より良い建物を一緒に造っていこうというスタイルなので仕事を通じて自分自身のスキルアップができるので日新工営に興味を持ってくださる方がいれば共に頑張っていきましょう。